
「水回りのリフォームをしたいけれど、どこから手をつければいいかわからない」——そうお悩みの方はとても多くいらっしゃいます。キッチン・浴室・洗面台・トイレ・洗濯スペースといった水回りは、毎日使う場所だからこそ老朽化が進みやすく、またリフォームの効果も実感しやすい箇所です。しかし、一度に全部をリフォームするのは費用的にも工期的にも大きな負担になります。だからこそ、「どこを優先すべきか」という判断基準を持っておくことが重要です。
この記事では、水回りリフォームの優先度を5つのランキング形式でご紹介します。費用の目安・工期・大工工事との関わり・岐阜県西濃エリアでの傾向も交えながら、大垣市を拠点に大工工事を手掛ける今津建築の視点から解説します。
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岐阜県大垣市を拠点に、西濃エリアで大工工事を手掛ける今津建築です。弊社では木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造を問わず、新築から増改築・リフォームまで幅広く対応しております。水回りリフォームにおいても、設備交換に伴う床・壁・天井の下地造作や仕上げ工事など、大工工事が果たす役割は非常に大きくなります。大垣市・垂井町・関ケ原町・養老町・海津市・輪之内町・安八町など西濃エリア全域での施工実績を持つ弊社が、実際の現場経験をもとに解説します。
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水回りリフォーム市場の現状と西濃エリアの特徴
住宅リフォーム市場において、水回りリフォームは常にニーズの高い分野です。一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の調査によると、リフォームの実施箇所として「トイレ・便所」「浴室・洗面所」「キッチン・調理室」といった水回り箇所が上位を占める傾向が継続しています。また、リフォーム産業新聞社の「住宅リフォーム市場データブック2026」によれば、戸建て住宅のリフォーム実施部位ランキングは1位が外壁、2位がトイレ、3位が屋根となっており、マンションでは1位が浴室、2位がトイレ、3位がキッチンとなっています。
「参照:リフォーム産業新聞社「住宅リフォーム市場データブック2026」」
岐阜県西濃エリアは持ち家率が高く、築20〜40年台の木造戸建て住宅が多数を占めます。こうした地域では、給排水管・設備機器の経年劣化が進み、水回りリフォームの相談が年間を通じて多く寄せられます。特に冬季はヒートショック対策としての浴室改修や、水道管の凍結・老朽化対応など、季節的な要因が重なりやすい地域特性があります。
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【第1位】トイレリフォーム|最も実施率が高く効果を実感しやすい

水回りリフォームの中でもっとも実施率が高いのがトイレです。一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の調査(令和4年度)では、リフォーム実施箇所として「トイレ・便所」が複数年にわたって上位にランクインし続けています。また、検討段階ではトイレリフォームを予定していなかった方が、実際の工事着工時には実施するケースも多く、老朽化が進んでいるにもかかわらず後回しにされやすい箇所でもあります。
大垣市・西濃エリアでは、築30年以上の木造戸建てで「和式から洋式への変更」や「タンク式から節水型タンクレスへの交換」を求めるご相談が多く、バリアフリー対応を目的とした手すりの設置・出入口の拡幅もセットで行われるケースが目立ちます。
■トイレリフォームの費用と工期の目安
「参照:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームに関する消費者実態調査(令和4年度)」」
■大工工事が必要になる場面
トイレリフォームで大工工事が関わる場面は主に以下のとおりです。便器を交換するだけであれば大工工事は不要な場合もありますが、内装を含む工事では大工の下地処理が仕上がりの質を大きく左右します。
- 床の下地が腐食・劣化しており、フローリングまたはクッションフロア張り替えの前に補修が必要なとき
- 和式から洋式への変更に伴い、床の段差を解消するための下地造作が必要なとき
- 出入口の拡幅(バリアフリー対応)で壁の開口部変更が必要なとき
- 手すりを安全に設置するために、壁の内部に補強下地を入れるとき
- 収納棚・手洗い器を造り付けにするための造作工事が必要なとき
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【第2位】浴室(ユニットバス)リフォーム|冬の寒さ対策としても優先度が高い

浴室リフォームは、水回りリフォームの中でも工事規模が大きく、費用も高くなりやすい箇所です。マンションのリフォーム実施部位では1位(戸建てでも高い実施率)に挙げられており、特にタイル張りの在来工法浴室をユニットバスへ変更する工事は、断熱性・清掃性・安全性を一度に大幅改善できるため、費用対効果が非常に高い工事といえます。
岐阜県西濃エリアは冬季の寒さが厳しく、タイル張りの古い浴室ではヒートショックのリスクが高まります。大垣市・養老町・関ケ原町など山間部に近い地域では特に気温差が大きく、浴室の断熱・保温性能向上を目的としたリフォームの相談が多く見られます。
■浴室リフォームの費用と工期の目安
在来浴室 → ユニットバスへの変更
費用目安:80〜180万円程度
工期目安:3〜7日(解体・防水処理・ユニット組立含む)
特徴:断熱性・清掃性・保温性が大幅改善。西濃エリアの古い在来浴室からの転換で最もニーズが高い工事。
ユニットバスの入れ替え(同規格)
費用目安:60〜130万円程度
工期目安:2〜4日
特徴:既存ユニットバスを最新型に更新。保温浴槽・節水機能・ミストサウナなど設備のグレードアップが目的となるケースが多い。
バリアフリー対応浴室リフォーム
費用目安:60〜150万円程度(介護保険利用で一部補助あり)
工期目安:3〜7日
特徴:手すり設置・段差解消・浴槽の交換・出入口の拡幅など。65歳以上または要介護認定がある場合、介護保険給付が適用されるケースがある。
「参照:国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和6年度計)」」
■大工工事が必要になる場面
浴室リフォームは水回りの中でも大工工事の関与度が最も高い工事のひとつです。在来浴室をユニットバスに変更する際は、解体後の防水下地・床組・壁下地の状態確認と補修が不可欠です。特に木造住宅では、長年の湿気で土台・柱・根太が腐食しているケースがあり、大工による構造部分の補修が必要になることがあります。
- 在来浴室の解体後、床組・柱・土台の腐食が判明したときの補修・交換
- ユニットバスを設置するための開口寸法に合わせた壁・天井の造作変更
- 洗面脱衣所との段差解消に伴う床の高さ調整(下地組み直し)
- 出入口のドア変更(開き戸→引き戸や折れ戸)に伴う開口部の造作変更
- 洗面脱衣所一体型のリフォームにおける壁・天井の内装仕上げ
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【第3位】キッチンリフォーム|水回り市場で最大の工事単価

キッチンリフォームは、水回りリフォームの中でも工事単価が最も大きい部位です。リフォーム産業新聞社のデータによると、水回りリフォーム市場においてキッチン市場が最大で水回り全体の約39%を占めています。キッチンは食事の準備から後片付けまで毎日使用する場所であり、使い勝手・収納性・清掃性の向上を求めてリフォームを検討される方が多くいます。
西濃エリアの戸建て住宅では、独立型の旧式キッチンをオープン・セミオープン型に変更する間取り変更を伴うリフォームが人気です。この場合、キッチンと居間の間の壁を撤去または縮小するため、大工工事が中心的な役割を担います。
■キッチンリフォームの費用と工期の目安
「参照:矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2025年)」」
■大工工事が必要になる場面
キッチンリフォームでは、設備の入れ替えだけでなく、床・壁・天井の内装仕上げや間取り変更に伴う構造的な工事が発生するため、大工工事の比重が非常に高くなります。特に間仕切りの撤去は、耐力壁かどうかの判断が必要であり、大工の専門的な知識と経験が不可欠です。
- キッチンと隣接する部屋の間の壁を撤去・縮小するとき(耐力壁の有無判断が必須)
- キッチンの床材(クッションフロア・フローリング)の張り替えに伴う下地補修
- レンジフードの位置変更に伴う天井内部の開口処理・補強
- 食器棚や収納を造り付けにするための棚板・枠の造作
- キッチン交換後に残る壁・天井の補修・仕上げ工事
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【第4位】洗面台・洗面所リフォーム|費用対効果が高く取り掛かりやすい

洗面台・洗面所のリフォームは、水回りの中でも比較的費用を抑えやすく、工期も短いため、最初のリフォームとして取り掛かりやすい箇所のひとつです。洗面台本体の交換だけであれば1日以内で完了するケースもあります。洗面所は毎日の身支度や手洗いで頻繁に使用する場所であり、収納不足・設備の老朽化・狭さなどの悩みが多い箇所でもあります。
大垣市近郊では、洗面所と脱衣所が一体型になっている間取りの住宅が多く、浴室リフォームと同時に洗面脱衣所の床・壁を改修するケースが多く見られます。
■洗面台リフォームの費用と工期の目安
洗面化粧台の交換のみ
費用目安:10〜40万円程度
工期目安:半日〜1日
特徴:既存の洗面台を同規格の新型に交換。収納一体型・三面鏡・LED照明付きなど機能アップが人気。
洗面所の内装リフォーム含む全面改修
費用目安:30〜80万円程度
工期目安:2〜5日
特徴:洗面台交換+床・壁の内装変更。浴室リフォームと同時施工でコストを抑えるケースが多い。
洗面所の間取り変更・拡張
費用目安:50〜150万円程度
工期目安:5〜10日
特徴:洗面所の広さが不足している場合に、隣接する収納や部屋の一部を取り込む工事。大工工事の比重が高い。
■大工工事が必要になる場面
洗面台の交換だけでは大工工事が不要なケースもありますが、内装や間取りを変更する場合は大工工事が必要になります。特に洗面所の床が経年で劣化している場合は、クッションフロア張り替えの前に下地補修が欠かせません。
- 洗面所の床(クッションフロア)張り替えに伴う下地の腐食補修
- 洗濯機置き場の位置変更や収納スペースの造作新設
- 洗面所と脱衣所の間仕切り変更・引き戸への変更工事
- 収納棚・タオルハンガーを壁に固定するための補強下地の設置
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【第5位】給湯器・配管まわりのリフォーム|見落としがちな水回りの要

給湯器や給排水配管のリフォームは、キッチン・浴室・洗面台などの設備交換と比べて目立ちにくいため後回しにされがちですが、これらは水回り全体の「要(かなめ)」となる重要な設備です。給湯器は一般的に10〜15年が交換の目安とされており、西濃エリアの築20〜30年以上の住宅では老朽化した配管ごと交換するケースも多く見られます。
大垣市を含む西濃地域は冬季の寒さが厳しく、給水管・給湯管の凍結リスクがあります。特に養老町・関ケ原町・垂井町など寒冷になりやすい地域では、凍結防止対策を兼ねた配管改修の相談が増える時期があります。
■給湯器・配管リフォームの費用と工期の目安
「参照:国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査報告(令和6年度計)」」
■大工工事が必要になる場面
配管工事は水道設備業者が中心となりますが、配管が床下・壁内を通っている場合は、床材・壁材の開口や復旧作業で大工工事が必要になります。特に全面改修では水道業者と大工の緊密な連携が不可欠です。
- 床下配管の確認・交換に伴う床板の開口・復旧
- 壁内配管の修繕に伴う壁仕上げ材の撤去・復旧
- 給湯器の設置位置変更に伴う外壁の開口処理・補強
- 水回り全面改修時の床・壁の下地補修・仕上げ工事
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水回りリフォーム全体を比較する
5つの水回りリフォームを、優先度判断に役立つ主要な観点からまとめます。どの箇所から手をつけるべきかを判断する際の参考としてご活用ください。
「参照:一般社団法人住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームに関する消費者実態調査(令和4年度)」」
水回りリフォームは、複数の箇所を同時に施工することで、工事期間の短縮や足場・職人の手配コストの軽減につながります。特に浴室・洗面所・給湯器は施工エリアが隣接しているため、同時に行うと効率的です。また、壁・床の下地工事を一度にまとめることで、大工工事のコストを抑えることができます。今津建築では、お客様のご予算・優先度に合わせて段階的なリフォーム計画もご提案しております。
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大垣市・西濃エリアの水回りリフォームは今津建築へ
水回りリフォームは、どの箇所を選んでも大工工事との関わりを避けて通ることはできません。設備を交換しても、壁・床の下地が傷んでいれば仕上がりの品質は上がりません。逆に言えば、大工工事をしっかり行うことで、同じ設備でも見栄え・耐久性・使い心地が大きく変わります。
今津建築は、岐阜県大垣市を拠点に西濃エリア全域で大工工事を請け負っております。木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造を問わず、水回りリフォームに伴う床・壁・天井の下地造作から内装仕上げまで、すべて対応が可能です。設備業者・水道業者・電気業者との連携も積極的に行い、お客様に窓口をひとつにまとめてご利用いただける体制を整えております。見積もり・現場調査は無料です。「まずどこから手をつければよいかわからない」という段階からのご相談もお気軽にどうぞ。大垣市・垂井町・関ケ原町・養老町・海津市・輪之内町・安八町のほか、岐阜県・愛知県内の幅広いエリアに対応しております。
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