
「増改築をしたいのか、それともリフォームで十分なのか」。住まいのリニューアルを検討するとき、多くの方が最初にぶつかるのがこの疑問です。実はこの2つは明確な違いがあり、工事の規模・費用・必要な手続きがまったく異なります。正しく理解しないまま業者に相談してしまうと、想定外のコストや工期のズレが生じることもあります。
この記事では、増改築とリフォームの違いを法的定義から整理し、岐阜県西濃エリアで実際に多い施工パターンをもとにわかりやすく解説します。大工工事の専門業者として創業20年以上の実績を持つ今津建築(岐阜県大垣市)の視点から、住まいのリニューアルを正しく理解するための情報をお届けします。
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岐阜県大垣市を拠点に西濃エリアで大工工事を手掛ける今津建築では、木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造を問わず、新築から増改築・リフォーム工事まで幅広く対応しております。創業から20年以上にわたり、大垣市近郊の戸建て住宅・アパート・マンション・店舗・病院など多数の現場に携わってきた経験をもとに、「増改築とリフォームの違い」について、大工工事の専門業者の立場から丁寧にお伝えします。
住まいに関するご相談は、私どものような地域密着の大工工事業者に直接お声がけいただくのが、もっとも費用対効果の高い方法のひとつです。正しい知識を持ったうえで、ぜひご活用ください。
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増改築とリフォームの基本的な違い

「リフォーム」という言葉は、修繕・模様替え・設備交換・増改築まで、住まいに関するほぼすべての改修工事を指す広い概念として一般的に使われています。一方で「増改築」は、そのリフォームの中でも特に規模が大きく、建物の構造に手を加える工事のことを指します。両者は対立する言葉ではなく、増改築はリフォームの一形態と捉えるのが正確です。
■「増築」「改築」「リフォーム」それぞれの定義
まず、それぞれの言葉が何を指すのかを整理します。特に「増築」と「改築」は混同されやすいため、建築基準法上の定義も含めて確認しておきましょう。
(改修・改装)
「参照:国土交通省「建築物リフォーム・リニューアル調査」(e-Stat 政府統計の総合窓口)」
つまり、「床面積が増えるかどうか」「建物の一部を解体・取り壊すかどうか」が、増改築とリフォームを分ける大きな判断軸になります。今津建築では、お客様からのご相談時に現地調査を行い、ご要望がどの工事区分に該当するかを丁寧にご説明したうえでお見積もりを作成しております。
■リノベーションとの違いも整理する
「リノベーション」という言葉もよく聞かれますが、これはリフォームと何が違うのでしょうか。法的な定義は明確ではありませんが、一般的にはリフォームが「元の状態への原状回復・部分的な改修」を指すのに対し、リノベーションは「住宅の性能を新築当初よりも高い水準に引き上げる工事」として区別されることが多いです。
たとえば、老朽化した水回り設備をグレードの高い設備に交換する場合はリノベーション、同等品への交換にとどまる場合はリフォームと捉えられます。ただし現場では両者は混在して使われており、大工工事の観点から重要なのは「構造に手を加えるか否か」「床面積が変わるか否か」という点です。
大工工事の専門業者に相談する場合、「リフォームしたい」というご要望の中でも、構造材(柱・梁・土台)に関わる作業が発生するかどうかで、工事の難易度・費用・工期・必要な手続きが大きく変わります。まずは「どこを、どう変えたいか」を具体的にお伝えいただくことが、スムーズな打ち合わせへの第一歩です。
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増改築・リフォームに必要な手続きと法律の知識
増改築を行う際には、建築基準法をはじめとする法令への対応が必要になる場合があります。特に、床面積が変わる工事や構造を大きく変える工事では、事前の確認申請が欠かせません。岐阜県大垣市を含む西濃エリアでも、工事内容によっては地元自治体への届出が必要となりますので、事前に確認しておくことが重要です。
■建築確認申請が必要になるケース
建築確認申請とは、工事が建築基準法や条例に適合しているかどうかを、事前に自治体または民間の確認機関に審査してもらう手続きです。一般的なリフォーム(クロスの張替えや設備交換など)では不要ですが、増改築では必要になるケースがあります。
「参照:国土交通省「木造戸建の大規模なリフォームに関する建築確認手続について」」
確認申請が必要な場合、申請から許可が下りるまでに一定の期間を要します。西濃エリアでは自治体によって対応期間に差があるため、工事の計画段階から余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。今津建築では、確認申請が必要かどうかの判断も含めて、現地調査の段階でご説明しております。
■建設業許可の有無も確認ポイント
増改築のように建物の構造に関わる大規模工事は、「建築一式工事」を請け負える建設業許可を取得した業者に依頼する必要があります。今津建築は岐阜県知事許可(般-1)第201307号を取得しており、木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造を問わず、建築一式工事から内装・外構工事まで一貫して対応できる体制を整えています。
許可の種別(一般建設業・特定建設業)や業種ごとの許可内容は国土交通省のデータベースで公開されており、依頼前に確認することが可能です。地元・岐阜県大垣市の業者に依頼する際の安心感のひとつとして、こうした許可の有無をご確認いただくことをお勧めします。
岐阜県西濃エリアで多い施工パターン

大垣市を中心とする岐阜県西濃エリアは、持ち家率が高く、築20年以上の木造戸建て住宅が多数を占めています。家族構成やライフスタイルの変化に合わせた住まいの見直しニーズが高く、特定の施工パターンが繰り返し求められる地域でもあります。ここでは、今津建築が実際に多く手掛けてきた3つの施工パターンをご紹介します。
■二世帯同居に備えた増築工事
西濃エリアでは親世代との同居・近居の文化が根強く、子どもが結婚・独立するタイミングや、高齢の親を引き取るタイミングで「二世帯対応の増築」を検討される方が多くいます。既存の建物を活かしながら居住スペースを広げる増築工事は、建て替えに比べてコストを抑えられる点でも選ばれています。
パターン①:平屋への増築・2階増設
対象:親世代が暮らす平屋に、子世帯のための2階または増築棟を追加
工事内容:構造計算・基礎補強・木工事一式。既存の屋根・壁との取り合い部分が大工工事の要となる。
注意点:10㎡超の増築は建築確認申請が必要。耐震性の確認も必須。
パターン②:母屋と離れの渡り廊下接続
対象:敷地内の既存の離れと母屋を新たな廊下でつなぎ、行き来しやすくする
工事内容:廊下部分の新設増築+既存部分との取り合い工事(大工・屋根・外壁)
注意点:既存部分の解体を伴う場合は改築扱いになる場合もある。
「参照:矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査(2025年)」」
■水回りリフォームと和室→洋室の改修
大垣市近郊の木造戸建て住宅では、築30年以上の物件も多く、トイレ・浴室・キッチンなどの水回り設備の老朽化が相談のきっかけになるケースが目立ちます。また、和室を洋室に変更するリフォームは、高齢者のバリアフリー対応としても需要があります。これらはいずれも床面積を変えないリフォーム工事に分類されます。
トイレ・水回りリフォーム
主な工事:便器・ユニットバス・洗面台・キッチンの入れ替え+大工による下地補修・床材仕上げ
大工の役割:設備交換後に壁・床・天井の下地処理・造作仕上げを担当。他業種との工程連携が重要。
西濃での需要:水道管・排水管の老朽化が進む築30~40年台の物件からの相談が多い。
和室から洋室への変更
主な工事:畳→フローリング・押入れ→クローゼット・ふすま→引き戸or洋ドア・天井の高さ調整
大工の役割:骨格となる下地造作がメイン。敷居・鴨居の撤去・床レベルの調整も大工工事。
西濃での需要:子どもの独立後に使われなくなった和室を洋室に転用するケースが多い。
■店舗・事務所の用途変更に伴う改築
大垣市内には商店主やオーナーが居住する住宅と隣接した店舗・工場も多く、事業縮小・廃業・業態変更に伴う「店舗→住宅」あるいは「住宅→事務所」への用途変更リフォームのご相談も寄せられます。用途変更は建物の使われ方を変えるため、建築基準法上の確認申請が必要になるケースがある点に注意が必要です。
今津建築では、住宅だけでなく店舗・病院・アパートなど多様な建物の大工工事に対応してきた実績があります。鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造の建物についても、内部木工事・間仕切り変更・造作工事など幅広く請け負っております。
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増改築・リフォームを依頼する業者の選び方
増改築やリフォームは、依頼する業者によって仕上がりも工事期間も大きく変わります。特に大工工事を伴う規模の大きな工事では、「誰に頼むか」が工事の品質を決める最大の要因と言っても過言ではありません。
■大工工事の専門業者に依頼するメリット
大手リフォーム会社や住宅設備メーカーを経由した場合、実際の現場作業は下請けの大工が担当することが大半です。今津建築のような大工工事の専門業者に直接依頼することで、中間マージンを省いたコスト効率のよい施工が期待できます。また、代表自らが打ち合わせから施工まで関わるため、意思疎通がスムーズで、工事中に発生したイレギュラーな対応も迅速に行えます。
- 建設業許可(岐阜県知事または国土交通大臣許可)を取得しているか
- 木造・鉄骨・RC造など、工法を問わず対応できるか
- 代表や現場責任者が直接打ち合わせに対応するか
- 見積もりが無料で、内訳が明確に提示されるか
- 施工実績(写真・現場数)を確認できるか
- アフターフォロー体制が整っているか
■相談から施工完了までの流れ
今津建築では、「どこに頼んだらよいかわからない」というご相談から受け付けております。以下のステップで対応していますので、初めてご相談いただく方にも安心してご利用いただけます。
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増改築・リフォームの費用感と注意点

増改築・リフォームの費用は工事の内容・規模・建物の状態によって大きく異なります。ここでは、一般的な費用の目安と、見積もりを取る際に必ず確認しておきたいポイントを整理します。なお、以下の金額はあくまで参考値であり、実際の費用は現地調査後のお見積もりにてご確認ください。
■工事種類別の費用イメージ
「参照:野村総合研究所「2025〜2040年度の新設住宅着工戸数・リフォーム市場規模の予測」(2025年)」
■見積もりで確認すべき3つのポイント
費用の適切さを判断するために、見積書を受け取った際には以下の3点を必ず確認してください。これは大垣市・西濃エリアの大工工事業者に限らず、どの業者に依頼する場合にも共通する重要なチェックポイントです。
① 工事内訳が明示されているか
「一式」とだけ記載された見積もりは内容が不明瞭です。大工工事・設備工事・電気工事・諸経費などが個別に記載されているかを確認しましょう。
② 追加費用が発生するケースの説明があるか
解体後に発覚する腐食・シロアリ被害など、工事着工後に追加費用が必要になるケースがあります。事前にどのような場合に追加費用が発生するかを確認しておくことが大切です。
③ アフターフォローの内容が明確か
施工完了後の不具合対応・保証期間・連絡窓口などを事前に確認しておきましょう。地域密着の業者は工事後も継続的な関係が築きやすいメリットがあります。
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大垣市・西濃エリアで住まいを見直すなら今津建築へ
増改築とリフォームは、その言葉のイメージよりもずっと明確な違いがあります。床面積が変わるかどうか、建物の構造に手を加えるかどうか、建築確認申請が必要かどうか——この3つの視点で整理することで、ご自身のご要望がどの工事に該当するのかが見えてきます。
今津建築は、岐阜県大垣市を拠点に西濃エリア全域で大工工事を請け負う専門業者です。木造・鉄骨・鉄筋コンクリート造を問わず、新築から増改築・リフォームまで、代表の大工職人が打ち合わせから施工まで一貫して対応しております。大手ハウスメーカーの下請けから、地域の設計事務所・工務店・個人のお客様まで、幅広い現場に対応してきた実績があります。
「何から相談すればよいかわからない」という段階からで構いません。見積もり・現場調査は無料で承っておりますので、住まいのことでお悩みの際は、ぜひお気軽に今津建築へお問い合わせください。大垣市・垂井町・関ケ原町・養老町・海津市・輪之内町・安八町などの西濃エリア全域に対応しております。
〒503-0931 岐阜県大垣市本今5-45-1 メイフェアノース105号
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