大工の今津です。
大工仕事に興味を持って頂けるように、大工道具のご紹介をしていこうと思います。
昔からの道具や最新の道具を紹介しながら、大工や職人さんの仕事をお伝えできたらと…
早速、今回は大工の七つ道具のいくつかをご紹介します!
昔から大工仕事に欠かせないとされていたものです。今でも頻繁に使用するものもあれば、正直使った事(もしかしたら知らない)大工さんもいるような物まであります。
まずは…なんと言っても「指矩(さしがね)」です。「差し金」や 「曲尺(かねじゃく)」等呼び方は様々ありますが…
↑見たことくらいはないですか?90°に曲がった物差しです。目盛りの種類や大きさの違いで様々な物がありますよー
長い方を「長手」短い方を「妻手」と言います。
↑写真の目盛りは尺貫法です。私達が普段使っている㎜やcmを使う事が増えていますが、今でも大工さんだけ(他の職種の方はあまり使いません)は 寸(1寸≒30.3㎜)や尺(1尺≒10寸)を使います。
ちなみにあの一寸法師は3cm位って事ですね^_^
さて、まずは基本中の基本、指矩の一番の使い方!
もちろん長さを測るのにも使いますが…なんと言ってもこの形を生かして、直角の墨(印)をつける事です。
↓写真のようにして使います。
お次は…勾配の墨(斜めの線)をつけたり、斜めに取り付ける材料(屋根等)の長さや角度を出します!
皆さん中学校の数学で「√ ルート」ってあったの覚えてますか?
高校では「sin、cos、tan」等、三角形の辺の長さや角度を計算式で求めたりしました。
これを指矩を使って求めることができるのです(°_°)
ここで説明するのは長くなりますので、割愛します。興味のある方は是非今津建築までww
また今までの写真は表目と言いますがひっくり返すと違った目盛りがついていて、裏目と言います。
↑写真 目盛りが違うのが分かりますか?
簡単に紹介します。
角目→1寸の√2倍の寸法が刻まれています。主に屋根の隅木(寄棟屋根の4方に斜めに取り付ける材料)の長さを出すのに使います。
丸目→あまり使用しませんが…丸太など円の円周の長さを測るの使用します。
唐尺→使用しません(・・;) 昔の一種の占いのようです。漢字が書いてあるのが分かりますか?様々な意味(例えば財は財吉)があるようで、縁起物や仏像を作る時に使用したとかしないとか^^; 昔の人はそう言う事を大切にしていたようですねーその名残が今でも指矩に残っているのが面白いです。
結局、指矩の紹介だけで終わってしまいました^^; 本当に奥が深くて便利な道具です。
今日はここまで!ありがとうございました。
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